今朝のほしみ。
2007年 07月 27日
カーテンから差し込む、薄もやを受けて、誰かが私を見下ろしていました。
「ん?」
目を開けると、お布団のとなり―。
昨夜、たたみ忘れたアイロン台の上に、まるで獅子王のように立つほしみの姿がありました。
「なに、そんなとこに乗ってんのよー・・・。まだ朝早いんだし、早く降りて寝なさい~~(;´д⊂)」
ぶつぶつ言う私に、それを理解したのでしょうか。
ほしみは身をかがめて、そこから器用に飛び降りました。
もちろん、直接、畳の上に・・・ではありません。
いきなり高度のあるところから飛び降りては、腰に悪いですから。
しっかりと、クッションを使って降りました。
・・・・・・・私の”みぞおち”というクッションを使って・・・・・(TдT)
「ぐぇ!?」
一瞬、目の覚める私。
しかしほしみは、そのままお布団の隅まで移動して、言われたとおりに”お休みタイム”へ入ったところでした。
「・・・あぁ・・・、なんで朝っぱらから、こんなー・・・・・(TдT)」
体を起こして、ほしみをじっと見て。
結局、怒るわけにもいかず、
「ま、朝はまだ早いし・・・」
と、再び眠り始めたのでした。
そして、本格的な朝―。
その中でも”ほしみの朝”は、ダンナ氏が起きるところから、始まります。
最初の数分は、空っぽになったお布団の上にとどまり、じーっとこちらの様子見をしているのですが・・・。
しばらくして、起き上がり、うーーんと前足を倒して背伸び、それからぶるぶるっと身震いして、洗面所へと行ってしまったダンナ氏を追いかけます。
「おー、ほしみー。起きたのかー。おはよー♪」
歯を磨きながら言うダンナ氏を見上げ、それからすぐに、朝の活動開始~!
ばしゃばしゃと顔を洗い出した水しぶきを、懸命に探しては、なめ始めます。
・・・・・誰かに止められるまで。
「さーさー、トイレいこーかな・・・・・あ、ほしみー! ダメじゃない、そんなの舐めたら!!」
今日、怒ったのは私。
するとほしみは、顔を上げ、今度は私についていきます。
でも、
「あー、入ってきちゃダメー」
と、押し出され、ドア前で待機。
やがて私が出てくると、ほしみは慌てて中に入り、飛び上がって便器に前足をかけ、トイレの中の水が流れていくのをじーっと見つめます。
ちょうどその頃、ダンナ氏の洗顔も終わり、この辺りに誰もいなくなるので、慌てて移動~。
今度は、ダンナ氏からデザートのおこぼれがもらえないか、わくわくしながら足元に待機します。
「ダメー! バナナはあげないよー。こぱぐさーん、ほしみのごはん、今あげるー?」
「ダメー! ちゃんと順番を守らなきゃー」
「今日のごはん、トッピングはあるの?」
「あるよー。今日は特別に、昨日の残りのお肉があるから、それを少しだけ」
すると、それまでダンナ氏の足元で”おすわり”していたほしみが、首を傾げます。
”何か知ってる言葉を言われた?”
ときのしぐさです☆
もちろん・・・、その言葉は・・・、
「そっかー、お肉かー。よかったね、ほしみー。朝からお肉つきだってー」
また首をかしげて・・・そのまま固まって。
ほしみはハッと立ち上がり、ステップを踏みながら、台所へやってきました。
私を見上げるお目目はキラキラ☆
”お肉”の二文字が浮かんでいるようでした。
そうこうしているうちに、ダンナ氏は出勤~。
玄関に向かったほしみは、置かれた靴を器用に踏んで、ドアの隙間から、出かけていくダンナ氏を一緒に見送ります。
そして・・・、私と二人きりの時間開始です。
すると、さっきおなかいっぱい食べたせいか、いきなりもよおしてきたらしきほしみ。
ささっとケージに戻って、トイレをして。
そのあとは、私にオモチャを押し付けて、”遊ぼう”とせがんでみたり、疲れてお昼寝してみたり。
そんな感じで、今日も平和な時を過ごしながら、のんびり暮らすほしみなのでした。
「早く、パパが帰ってくるといいねー?」
「Σ(゜д゜|||)!?」
「あ、まだ帰ってきてないよー・・・・・・・って、遅いか。玄関、行っちゃった♪」 ←鬼(笑)