いつか………心にも青空が広がると信じて…
2007年 05月 07日
昨日、予定していた通り、祖父母のお墓参りに行ってきました。
毎月、母と伯母が、祖父母それぞれの月命日に参っているということもあって、お花も湯呑みもキレイだったのですが、いつもの習慣でお掃除して、新しいお花を追加してから、手を合わせました。
「父ちゃん…。タロウが死んじゃったよ…。もうすぐしたら、そっちに行くと思うから、…………た、たくさん遊んでやってね………」
涙声で、つぶやく母。
慰めたくて、私もつぶやきました。
「じいちゃん、ジャーキーばっかりあげないでよ。ちゃんとフードを食べさせてね」
すると、母は顔を上げて、苦笑いしました。
「そうだね………。じいちゃん、“タロウが好きだから”って、ジャーキーばっかりあげてたね…。何度言っても…」
「うん…」
頭上には、とても澄んだ空が広がっていました。
タロウも祖父母も、笑ってるみたいでした。
それから、明日の初七日法要のために、タロウの好きだったおやつや、お花を買いに行ったり。
ぶらっと立ち寄ったお店を見てみたり。
いろいろなことをして過ごしました。
亡くなってから毎日、ささやかな楽しみと、深い悲しみが、交代でやってくるけれど…………。
きっと、いつか………。
すべてをひっくるめて幸せなんだと、心の底から言える日が来ると信じています。
いつの日か、きっと………。