ありがとう、奈良ドリームランド☆
2006年 09月 01日
昨日の今日で、筋肉痛なこぱぐでございます☆
・・・というのも・・・。
昨日、電車を乗り換え、奈良まで出かけたんです~♪
場所は、奈良ドリームランド!
昼過ぎに到着☆
バスから飛び降り、ルンルン気分でエントランスへ向かい、窓口のお姉さんにこう言いました。
「大人1枚♪」
そう。
今日は、1人なんです。
初めての1人遊園地♪
ホントは、誰かと一緒に来たかったんですけど。。。
あいにく、昨日は平日。
ダンナ氏は仕事。
友達も微妙に誘いにくくって・・・。
それで、一大決心して、1人でやってきたのです。
だって・・・8月いっぱい・・つまり、昨日で閉園でしたから。。。
1人だけど、来てしまったんです☆
で。。。
乗り放題のパスポートを買って、まず乗り込んだのは、周遊列車・弁慶号☆
発車まで時間があったので、記念撮影~~☆
この日で45年の歴史を閉じてしまうということだけあって、関西のほとんどのテレビ局や新聞社がたくさん来ていて、いろんな意味で人がいっぱいです☆
車両の中にも、
「お父さん。これにも、よく乗ったよね~~」
「そうだね~、お母さん」
と言い合うお年寄りのご夫婦や、
「早く出発しないかな~?」
ってはしゃぐお子様や、
「こらこら、走らないの!」
叱るお母さん。
いろんな人が乗っていました。
そうこうしているうちに、発車のチャイムが鳴り響き・・・、列車はスタートしました。
周遊列車、スタートです!
ぐる~~っと園を1周し始めました。
「おぉ~~、すずし~~♪」
窓の外を見つめながら、ぼ~~っとして、流れる景色を眺めます。
閉園の知らせを待たずして、終了してしまったスカイウェイ(ロープウェイ)―。
ちなみに入り口の方は、こうなってます(TдT)
うぅ~~~、一度、乗ってみたかった・・・(;´д⊂)
子供向けの遊具の並ぶゾーン―。
うぅ~~~~、昔、こういうの乗ったな~~~(;´д⊂)
そして、第二トンネルの中で、列車に並ぶ形で走っていくミニチュア模型―。
うぅ~~~~、・・・これは・・・・古い・・・(;´д⊂)
さすがは45年。
だてではありません!
そして、次は木製ジェットコースターに乗り~、そして、
「1人でも、結構、楽しいじゃん♪」
調子に乗ってきた私は、乗ったことのない急流すべりにチャレンジすることにしました。
どこも目新しいところもない、ごくごくフツーの急流すべり。
でもでも、この奈良ドリのは違いました!
”上にまいります 立ち上がらないで下さい 大変危険です”
この看板はわかります。
でも・・、これは・・・。
”「立つなっ! 立つんじゃないぞ! ジョーっ!」早く帰りたいセコンド(54)”
・・・すごい・・・なんか、おもろいです☆
しかし、これでは終わりません。
「次の看板は、どれかな~~?」
待っている間に、景色を眺めます。
「うぅ~~ん、いい景色♪」
さきほど乗った木製コースターが、迫力満点に見えます。
眼下には、前回に乗った"クラシックカー”―。
さすが閉園日なだけあって、前よりもたくさんの車が走っていました。
そして・・・、肝心の看板ですが。。。
”もうすぐスプラッシュポイント! さぁみんなで発声練習。アァ~~~~~~~~!”
・・・・・・(*'-')
頂上はというと・・・。
「・・・せ、せーのって・・・(*^-^*)」
ちなみに、落下自体はごくごく普通でした。
うぅ~~ん、こういう感じもまた、懐かしいですね~~☆
それから、前回とほぼ同じように回り尽くし・・・そして、夕方・・・午後6時前―。
エントランスの方から、小さな列車がやってきました。
ラストショーの始まりです。
・・・といっても、かつて真似たというディズニーランドには遠く及びませんが・・・。
子供を誘って、まるで教育テレビのようなダンスを繰り広げます。
内容は、なんか、”結んで開いて”の応用バージョンというか、そんなかんじのもの。
ネットで調べたところ、普段は十数人くらいしか見ていないというこのコーナー。
最終日だからと言って、特にイベントはありませんでしたが、こんなにたくさんの人に来てもらって、キャラクターも司会のお姉さんも一生懸命になってやっていました。
・・・まあ、ダンス自体は地味で、
「こんなの、最近、見ないな~~~。今時の子供は、こういうのどうなんだろ~?」
と見つめていたんですけどね。。。
意外や意外、結構、一生懸命についてきていました。
それも終わり、司会のお姉さんが涙ながらに、
「45年間、ありがとうございました~~!」
と言うと、キャラクター全員で頭をペコリ。
拍手の中、彼らは迎えに来た列車に乗り、園内を一周。
そして、帰っていくお客さんを見送るために、ゲートまで行ってしまいました。
振り返れば、人がたくさんいました。
時刻は6時半―。
閉園から30分経っていました。
でも、みんな、なかなか去りがたくて・・・。
最後ということで、園内もライトアップされているし、思い思いに写真をとっていました。
・・・なので、私もとりあえず、一枚☆
・・・自分で撮るって、大変ですね・・・。
・・・でも、乗り物に乗るとき、
「何人ですか?」
と聞かれて、
「1人です」
と答えるときの切なさにくらべたら、マシかも(笑)。
まあ、それはさておき・・・。
「帰るかな~」
人々がベンチに座ったり、売店のおじさんと話したりして、思い思いの時を過ごしているのを遠目に見ながら、私はゲートへ向かって歩き出しました。
途中、
「ここをパレードしたんだよなあ・・・」
と、ため息をついているおじさんの横で、奥様らしき方が、
「そうねえ・・・。フィルム(園内で、45年を振り返る展みたいなので展示してあったんです)に映ってたもんね~、お父さん・・・」
と、うなづいていたり。
いろんな人のそばを通り過ぎて、報道陣でごった返すゲートをくぐりぬけ、外に出ました。
45年―。
その長い時間、たくさんの人々に思い出を与えて続けてきた奈良ドリームランド。
今は本当に、とてもとても一流だなんて、口が裂けてもいえないようなところになってしまったけれど、・・・なかなか味のあるところでした。
ありがとう、奈良ドリームランド☆
・・・そして、その頃・・・我が家―。
「あれ、ほしみ。どうしたの?」
「・・・(´・ω・`)」
帰宅する、ちょうど1時間くらい前から、玄関のそばに陣取ったまま、ず~~っと私の帰りを待ってくれていたのでした。
「・・・私が散歩に連れて行ってあげたのに・・・。しかも、今、そばにいるのは私なのに・・・。なんだよ、それ・・・ヽ(`Д´)ノ」
ちょっと不機嫌になっているダンナ氏に背中を向けて・・・。
ちゃんちゃん♪