ほしみの歯抜け! でも、その昼間は奈良ドリームランドにいました(*´Д`*)♪
2006年 08月 06日
していた口をこじあけ、取り出したもの・・・それは、コレでした。
「え・・・?」
固まる2人。
やがて、ダンナ氏がつぶやきました。
「もしかして、これって・・・歯? 乳歯?」
「おぉ~~~、乳歯~~~!! スゲーーー!! ほしみ、大人パグへと近づいているんだね~~~!!!」
「おぉ~~~!!!」
狂喜乱舞する私達。
その隣で、
「何、何カ イイコト アッタノ? ワ~~~イ('∇')」
と、つられて大喜びするほしみ☆
私達のいない1日の終わり・・・。
みんな、とっても幸せ気分で終えることができたのでした。
・・・でも、私とダンナ氏は、その日の昼から遊園地に行ってたんですけどね~~~☆
正しくは、プールのくっついた遊園地。
奈良ドリームランドですΨ(`∇´)Ψ
・・・と、ここで少し、説明をしておきますと。
奈良ドリームランドは、今から45年前に出来た遊園地です。
当時、開業したばかりだった、本場アメリカのディズニーランドを見た創業者が、
「これを日本にも作りたい!」
と、施設の大部分をそれ風にコピーし、作り上げてしまったというところなんです。
ゆえに、後にオリエンタルランドさんの代表の方が残した話の中で、ディズニーランドを東京に誘致しようとディズニー側へ打診したところ、
「そちらの国には、うちのランドを無断で模倣した遊園地があるそうですね・・・」
と言われ、その後の交渉が少し大変だったとか。。。
まあ、著作権うんぬんという話が言われ出したのは、つい最近のことですからね~。
45年前ともなれば、戦争に負けて、”アメリカに追いつけ追い越せ”という風潮だったのかもしれません。
・・・で。
今回、なぜ、その奈良ドリームランドに行くことにしたかといいますと。。。
なんと、この歴史ある遊園地が、8月末で閉園してしまうという情報をGETしたからなんです。
2回ほどしか行ったことはありませんでしたが、そのどちらも夏。
プールがとても充実していたので、わざわざ京都から電車を乗り継いで出かけていったのでした。
それで、昨日の昼―。
「さぁ~~~、遊ぶぞ~~~♪」
遠目で見ると、なかなか可愛らしい建物が多いのですが、やはり近くで見ると、歳月の流れを感じざるを得ません。
ていうか、45年なら、私よりも年上なんですよね・・・。
大先輩です((((゜Д゜;))))
いろんな風景を目にしながら、メインストリートを歩いていたら、キャラクターたちに出会いました。
まずは、ドリくんです♪
英国の衛兵さん風ですね~~。
では、次はルーシーちゃんです♪
可愛いアヒルちゃんですね☆
あのキャラクターに似ています・・・((((゜Д゜;))))
そして、今度はボブくん♪
可愛いワンちゃんですね☆
・・・あのキャラクターに似ています・・・((((゜Д゜;))))
それから、ワンワンくん♪
可愛いワンちゃんですね☆
・・・あのキャラクターに似ています・・・((((゜Д゜;))))
最後に撮ってもらったのは、パン田くん♪
結構、ノリノリでポーズを決めてくれました☆
いろいろ重なるところはありますが、でも、楽しいです♪
だって・・・USJにしてもディズニーにしても、キャラクターと一緒に写真を撮ってもらうのはとても難しいですから。。。
お子ちゃまもいないし、コツをつかんだ常連でもない私は、列に並んでも、いつも、
「あっ、時間が来た~~。バイバイ~~♪」
ってな感じのジェスチャーとともに帰ってしまわれるんですもの。
こういう、撮り放題みたいな状態は、初体験なんです!!
もう、大興奮しちゃいました♪
・・・なぜか、それが私1人だったのは、ちょっとせつなかったですけど・・・(TдT)
みんな、記念に撮ればいいのにな~~~・・・。
撮影後、キャラクターさんたちは、暑い日差しの中、エントランスを向いて、お客さんのお出迎えを頑張っていました。
「暑いのに、・・・お疲れ様です(;´д⊂)」
さてさて、いつもなら、ここでプールへと直行するのですが、今回はアトラクションも乗り放題を購入しましたし~~~♪
さっそく、人気アトラクション"ボブスレー”に乗ってみました。
ここのキャラクターは、さっきのボブ。
そうか、ボブスレーなだけに、ボブなんですね~~~・・・なるほど♪
階段を上がると、ちょうど、帰ってきたひとたちが見えました。
「おぉ~~~、いいね~~~。なんか、楽しそう♪」
盛り上がる乗車口付近には、昔に作られて、今はデジタル化して音をクリアーにしたのか、ここのテーマソングが流れています。
♪
ドリ~ムホルンのてっぺんに のぼるや~いなや急降下
息~もつかせぬスピードで ガタゴト ガタゴト 水しぶき♪
アトラクションの説明と思しき歌詞です。
ちなみにドリームホルンとは、先のドリちゃんとの記念撮影の後ろにある山のこと。
コースターが、その山の中に入り、頂上を上りきったところで、山すそに沿って、グルグル回る・・・いわばジェットコースターみたいなものです。
2分ほど待って、乗車すると。
山の入り口にて、"ショックあり! ちゅうい!!”とか書かれた看板を、
「またまた~~~('∇')」
とか笑っていたら、いきなり、がくんという衝撃!
痛いというより、ちょっとびっくりしちゃいました。
で、山の内部は、一言で言うなれば"張りぼて”で―。
私達のすぐ頭上に、色塗りされた裸電球が、列をなして並んでいます。
その光に照らされて、山を支える鉄骨が見え、・・・ちょっと前に乗ったUSJのアトラクション・ジュラシックパーク(これも、建物の中に入り、上っていくのです)を思い出しては、
「45年で、こんなにも変わるのね。。。できた当時は、これも画期的だったんだろうな~~」
と、感慨にふけってみたり。。。
肝心なコースターはといいますと、山に沿ってぐるっと回るコースのため、ぽこっと出た山肌や周辺の木々に当たりそうな気がして、実際の速度よりもずいぶん速く感じました。
こりゃ、45年前は衝撃の乗り物だったでしょうね~~~・・・。
・・・と、感心しながら、次は2番目のお目当て、”ジャングル巡航船”へ☆
「おぉ~~~、これも開園当時からあるんだ~~~!!」
驚く私達。
看板には、”ジャングルの中にあるものは作り物ですが、45年の歴史を誇るジャングルは、もはや本物”という説明があります。
「ぶっちゃけてるね・・・」
「うん☆」
キャラクターのカバ山ゴリ夫くんの看板にサヨナラして、乗車口へと進みました。
・・・と、船はどうやら、出航中の模様。
しばし、待つことになったそこで・・・彼を見つけました。
椅子の下にあるセンサーに反応して、語り出す彼に。
「みなさん。私が船長の、カバ山ゴリ夫です」
「えっ!? さっきの看板のキャラと違うじゃん!?」
驚く私達を尻目に、船長は口をパクパクさせて、まず最初に、
「私を蹴ったり、たたいたり、しないでくれよ」
と前置きしたあと、”今から行くのは、ジャングルと言ってな・・”というふうに説明を始めました。
「世代交代があったとしても・・・。よ・・・45年も動いていたのかな・・・?」
「かもね・・・・・・」
それくらい、自然と落ち窪んだ目元に歳月を感じさせる・・・そんなロボットでした。
近くにいたちびっこが、じーっとカバ山さんを見つめているのが、なんだか微笑ましかったです。
・・・でも、これも、あとちょっとで見られなくなるんですよね~~~~・・・なんか、寂しいな~~~・・・。
さて。
そうこうしているうちに、船がやってきました。
閉園間近ということもあって、結構、お客さんが入っています。
なんだか、ウキウキしてきました。
いつのまにか、私達の後ろに、まあまあ人が並んでいたので、運転席のそばをGET♪
いい眺めです☆
そして、年期の入った運転席―。
ハンドルのそば・・・無線機の奥にあるのは、カセットレコーダー。
田舎の祖母が持っていたカラオケに使う、あんな感じのテープが入っていました。
そして、背表紙にはマジックで、"ジャングルクルーズ"―。
・・・こ、ここはジャングル巡航船・・・((((゜Д゜;))))
そ、それは・・・ディズニーの方のアトラクションの名前ではありませんか((((゜Д゜;))))
そう。
ここは、園内の施設で、もっともディズニーアトラクションをコピーしたという噂の施設なんです。
さあ、航海が始まりました!
おおっと、なかなかジャングルしています!
本家の(と言っても、東京のしか知りませんが)、きちんと手入れされた感じがありません。
看板が言うように、ここは本当のジャングルです!!
久しく見ていないような、キレイなトンボが飛んでるし!!
・・・残念ながら、テープが伸び伸びになってしまったのか、アナウンスは非常に聞き取りにくいものでしたが・・・。
でも、ロボットは、まあまあ稼動しています。
アナウンスが、盛り上げます。
「あっ! サイがジープを倒しています!!」
・・・本家にありますね、このシーン。
ついでに言うと、行きが滝の正面を通り、帰りはその裏をってのも、一緒でした。
資料提供もないだろうに・・・すごいの一言です。
自然に圧倒されながらも、航海終了。
船着場まで、戻ってきました。
小さなジェットコースターで楽しんだあとは、もう何年ぶりに乗るのでしょう?
ゴーカートです♪
「たぶん、免許も取ったし・・。昔よりはうまくなってるはずなんだけど・・・」
ドキドキしながら、ダンナ氏と別々に乗り込み、アクセルを踏みます。
すると!
「おぉ~~~!!! まっすぐ進める~~~~!!!」
なんと華麗なハンドルさばきでしょう! ←昔に比べれば
一度もカーブにぶつからずに、どこにも乗り上げずに、スイスイ進むことができました!!
さすがは、自動車学校ですね~~!!
なんか、免許取って以来、一番感動しちゃいました。 ←オイオイ(笑)
次は、スワンサイクル♪
全国津々浦々にある、有名なサイクルモノレールの白鳥バージョンです☆
あとに続いて乗る人がいないので、の~~んびり☆
でも、あまりの暑さに、
「日影~~~日影~~~ヽ(;´Д`)ノ」
汗ダラダラになりながら、2人してこいでいました☆
「あ~~、涼しいところへ行きたいね~~~・・・」
ヨロヨロと歩きながら、あちこち見ていると・・ダンナ氏が、そこを指差しました。
「あっち! あそこなら、冷房あるかもよ~~~」
これまた、昔なつかしのミラーハウスです☆
入り口のところで、タイムカードみたいなものを渡され、
「中のハンコを3つ押して、外に出てきたら、入り口の機械に入れてね。時間が刻印されるから」
と、注意を受け、中に入りました。
でも。。。
「あつっ((((゜Д゜;))))!!」
ここは・・・冷房はありませんでした。。。
その証拠に、コース途中のドアが、換気用に開けてありました。
ああ、草むらの後ろに、ドリームホルンの背があります。
「と・・・とにかく、ハンコ押して、出よう!!」
2人して、壁に手をついたり、放したり、行き止まりにあたったりしながら、約8分後に外に出ることができました。
さっそく機械にカードを通して、その上の掲示物を見上げます。
「・・・ごくろうさま、だって・・・」
つぶやく私に、ダンナ氏は額の汗をぬぐいながら、
「ごくろうさま・・か・・」
少し、遠い目をしました。
・・・もう、ずいぶん汗をかきました。
時計を見れば、2時半―。
「そろそろ、プールへ行こうか・・・」
「うん♪」
ということで、プールへ向かって歩き出しました。
でも、その入り口のそばに、こんな会場を見つけました。
”45年間の思い出コーナー”でした。
見てみると、先ほどのジャングル巡航船のオープン時の写真も飾ってありました。
「なんだか、今とずいぶん違うね~~。水の色とか・・・」
「がんばって、ジャングルっぽくしてたのかな~~?」
45年前―。
全然、生まれていない時なのに、なんだかとってもいい時代だったんだろうな~~としみじみしてしまいました。
時の流れとは、本当に悲しいですね~~・・・。
・・・でも、せつなくなっていても、仕方がない!!
「さあ、泳ぐぞ~~~!!」
さっそくゲートをくぐり、さくっと着替えて、・・・まずは・・・空気入れ☆
前に来たときと同じく、3分50円の空気入れを使って、浮き輪を膨らませます。
でも、このあと、赤い浮き輪は空気漏れを起こしていたのがわかって、新しく買ったんですけどね(TдT)
「浮き輪もできたし~、場所も取ったし~、シャワーも浴びたし~~。行きますか('∇')?」
「行きましょう('∇')」
プールサイドの熱さに、足をすばやく動かしながらプールへ移動☆
関西最大級の流れるプールへ入りました☆
「お・・・意外とぬるいね」
「暑いからなんじゃないの~?」
「ふむふむ」
話しながら、ゆらゆら流されていきます。
途中、ふきあげてくるシャワーに、
「うわっ!! 目が開かない~~!!」
「あははは♪」
子供みたいに足をバタつかせたり、滑り台を滑ってみたり、造波プールで揺られてみたり。
もうすっかり、童心にかえって、遊びまくりました☆
「よし、休憩にしよっか~?」
「うん! 私、レジャーシート持ってきたんだよ~~~。昨日、買ったんだ。今、流行りの、ムシキング♪」
「なぜにムシキング・・・?」
少し固まるダンナ氏をよそに、さっそく広げて、休憩タイム~~♪
凍らせて持ってきた2本のペットボトルは、1本目がすでに半分くらいなくなっていて。。。
「やっぱ、暑いからね~~~」
言いながら、さらにゴクゴクっと飲んじゃいました。
2本で2リットル、全部、飲んでしまいそうです。・・・おそるべし、夏!!
それからプールへ戻ったり、また、休憩したりしながら、
「プールサイドでお弁当食べたり、遊んだり・・・。な~~んか、昔に戻ったみたい~~♪」
と、ニコニコしながら、あちこち行ってました☆
そして、6時―。
プール閉園です。。。
遊園地自体は、ナイターで8時までやっているということなので、おそらく最後になるだろうし・・・もう少し遊ぶことにしました。
まずは、木製コースター・ASKA(アスカ)!
お昼は人が上がって点検中だったのですが、 ←見えます? 路線の上にいる人
夕方から、運転を始めていました♪
ここで1番新しく、なおかつ人気のアトラクションですから、人もだんだん集まってきます。
私達も、さっそく乗りました♪
いや~~、8回もの”ふわっ”と浮く感じがステキです!
めちゃめちゃ叫んでしまいました('∇')v
お次は、そのそばにある"アンティークカー"なる、ちょっとオシャレなゴーカートです♪
聞くところによると、昔はここに池が掘ってあり、海を模したその中には、魚やら何やらがあり、それらを見るアトラクション”潜水艦”なるものがあったのだそうです。
何年か前に閉園した、兄弟分にあたる"横浜ドリームランド”では、同じものが閉園まであったらしいですけど。。。一度、乗ってみたかったな~~~。。。
そう思いながら、私が運転♪
座席は狭いので、ダンナ氏は後部座席に座りました。
「潜水艦のコースを車で行く。あ~~、なんか、広いな~~~」
・・・トラクターではありません、念のため。
英国風のクラシックな車って感じです。・・でも、この写真、トラクターだなあ・・・。
アンティークカーの次は、”魔の洞窟”―。
正面には、目玉の動く魔女さんがありますが、中身はわりと和風でした。
「久しぶりだし、古いしで、ちょっと緊張しちゃったよ~~~ヽ(;´Д`)ノ」
「あはは~~♪」
そして、メリーゴーランドに乗り、ボンバーボートなる、丸いボートに乗り。。。
日も暮れてきたので、お城の前で記念撮影☆
それから、もう1度、アスカに乗って。
「もう、暗くなってきたけれど、乗りたいな~~~」
と、これまた、開園当時からある外周列車に乗りました。
写真だし、キャラクターが前に座ってるしで、見えにくいですが、こんな感じの蒸気機関車風の列車です。
中身もなかなかレトロで、乗り合わせた少女が、こう言っていました。
「わ~~っ。千と千尋の電車みたい~~♪」
確かに似ています。
窓の擦りガラスもステキです☆
最終便ということで、しばらく待っていると、園内アナウンスが響きました。
閉園です。
「みなさまの夢となることを祈っている」
とか、
「またのご来園を心より・・・」
とかいうのに、なんだかとっても複雑な思いになっていると。
ボーーーーッ!!!
スピーカーから発車音が鳴り、暗くなった園内を外周に沿って、走り始めました。
街灯やアトラクションの光に照らされて、もう、最終営業日を待たずして営業終了してしまったアトラクションや、そのゴンドラが通り過ぎていきます。
「なんか、さびしいなーーー」
「ねーー。これも、時の流れなのかねーーー」
聞こえにくいアナウンスに耳を傾けながら、たっぷり10分たった頃。
もとの駅に戻ってきました。
その名は”夢の国駅”。
何度も繰り返す、園内アナウンスに、なんだか寂しくなりながら、列車を降りました。
帰り道―。
今までに来たときは、
「みんな古臭いし、乗るのはねえ・・・」
と、プールだけ利用していましたが。。。
実際に乗ってみると、どのアトラクションも懐かしくて、なんだか味わいがあって。。。
「前に来たときは、まだまだ全部のアトラクションが動いていただろうにな~~~・・・。残念だな~~~・・・」
って、後悔してしまいました。
USJやディズニーもいいけれど、それだけじゃない楽しさというか、そういうのもあるんだな~~って。。。
「なくなっちゃうだなんて、寂しいね~~。もっと来ればよかったね~~。もっと遊びたかったね~~」
今更って感じかもしれませんが、そんなことを言い合いながら。。。
大衆中華料理の王将にて、モリモリ食べて、
普通電車に揺られて、家に帰ったのでした。
・・・で、帰宅後―。
「Ψ(`∇´)Ψ」
狂喜乱舞でお出迎えしたほしみ嬢はといいますと。。。
う○ちを踏んでいたので、踊りも早々に、洗面所へ連れて行かれ、ちょっとへこんでいたのでした。
ちゃんちゃん♪