塩は必要なんですよ~~~ある程度、だけどヽ(;´Д`)ノ
2006年 01月 26日
夕食の時、ダンナ氏が言い出しました。
「いや、今まで言わなかったんだけどさ~~」
『こういう切り出し方からくるものは、あまりいい話ではないな―』
そう思って、箸を止めて、ダンナ氏を見つめると。。。
「こぱぐさん、つきあいだした頃は、料理が下手だったよねΨ(`∇´)Ψ」
・・・ほら、やっぱり、ろくな話ではありません(;´д⊂)
というか、何、それ。
その直球な言い方は!
まるで、草野球のキャッチャーをしているところに、笑顔で剛速球・・・しかもイガ付きの栗
を投げられる感じヽ(;´Д`)ノ
痛いです・・・ホントにヽ(;´Д`)ノ
「・・え、な、なんで! そんなにまずかったの!?」
こうなると、もう、食事どころではなくて。。。
身を乗り出して尋ねると、ダンナ氏はきょとんとして食べ続けます。
「え、なに? 今、褒めたんだけど・・・。昔に比べたら、数段、うまくなったって('∇')」
「・・・褒めてないよ・・・。ていうか、質問に答えてよヽ(`Д´)ノ」
じっと見つめたまま、身じろぎ1つしない私に、ダンナ氏は少し手を止めて、話し始めました。
「ほら、こぱぐさん。こぱぐさんって、つきあったばかりの頃、塩とかしょう油とかをドバーーーって入れていたでしょう? 明らかに許容範囲を超えて」
「・・ああ・・・」
確かに、覚えがあります。
ダンナ氏と付き合い始めたあの頃―。
つまり、3年ちょっと前に、スーパーにて比較的大きな入れものに入った”塩”を見て、
「おぉ~~、こりゃお得だあ~~☆」
と、やや興奮気味に買った私は・・・、箱入りだったそれを別の容器に移すことなく。
「ま、手首のクイックで、料理に直接入れればいいでしょ~~Ψ(`∇´)Ψ」
・・・能天気な考えをもとに、見事、数ヶ月、そうやって使っては。。。
「あれ、入れすぎた! ま、いっか。始めは誰だって慣れないさ(^~^)」
とか、
「あれれ、入れすぎた! ま、いっか。始めのうちは誰だって、慣れないし(;´д⊂)」
「あれれれ、入れすぎた! ・・・・ま、いっか。始めのうち・・でなくても、いつか慣れるさヽ(;´Д`)ノ」
という具合に、塩多めの日々を続け・・・数ヶ月の後、箱が軽くなってきた頃に、まともな味付けができるようになったのでした。←ちなみに、しょう油もまったく同じ話だったり∑(゜△゜;)
・・・人間、面倒くさがるのは良くないようで。。。
私もちょっと塩辛いかな~~と思ってつつも、”ま、いっか”と流していたのですが、よくよく考えてみれば、ダンナ氏は私よりも塩分に敏感。
さぞかし、つらい日々だったのでしょう・・・(;´д⊂)
「・・確かに、塩辛かったかも・・しれないね・・」
ちょっとテンションの下がった私に、ダンナ氏はというと、
「大丈夫だよ~~。食べられないほど酷いものはなかったしね・・・あんまり('∇')」
あ、あんまり~~~!?
あんまりですか、あんまり~~~!!! ←また、テンション上がってるし(⊃д⊂)
「というか、なんで、言ってくれないのよ!?」
訴える私の脳裏には、つきあい始めの頃のシーン―。
「うん、美味しいよ☆」
「美味しい☆」
と、ばかり言ってくれていたダンナ氏の顔が去来しています。
『あれ、全部ウソだったんかーーーー!!??』
がびょーん状態の私に、食事を再開したダンナ氏が言いました。
「ほら、”人は褒めて育てよ”って言うでしょう? 私もそうしたのさ~☆」
・・・人は褒めて育てよ・・かぁ・・・。
確かに、・・・”まずい”、”まずい”と連発されては、やる気は失ったかも。。。
だけど!!!(;´д⊂)
「でも、今は美味しいよ。良かった、良かった☆」
ニコニコ食べるダンナ氏に、私は思わず、こう訴えたのでした。
「そんなの、今になって言わないでよ~~。墓場まで持って行ってよ~~(⊃д⊂)」
それから、今日まで―。
ダンナ氏が、
「うん、美味しい☆」
と言うたびに、私は、
「本当? ねえ、本当に? 本当~~??」
そう聞きまくってしまったのでした☆
ちゃんちゃん♪