265カレンダー、ようやく我が家に到着!
2005年 12月 12日
と、私が声をかけたのは、職場にて。
同僚・・・正確に言うと、私の後継者にあたる人に、でした。
「はい、なんですか。こぱぐさん?」
やることなすこと、とってもスマートで、それでいてお茶目な彼女に微笑まれて。。。
私は、ちょっとタジタジになりながら、用件を切り出しました。
「あ、あの、お願いしたいことがあるんだけどさ・・・」
「はい?」
「えと、ね。夕方に、私宛の小包が届くのね。だから、私がいなかったら、受け取っておいて欲しいの」
「小包・・?」
と、ちょっとだけ首を傾げられて。。。
パグ好きこぱぐ、今日も爆発してしまいましたf(^-^;)
「あのねっ、あのねっ、パグカレンダーが来るの~~~~(=´∇`=)ノシ」
一昨日、宮崎の実家へとたどり着いた、3冊のカレンダー。
そのうちの1冊が、車か何かに乗って、ぐんぐん本州を北上して。
京都にやってくるのです~~(=´∇`=)ノシ
「あらら・・・(*'-')」
微笑む彼女を前に、ルンルン気分な私。
カレンダーを一刻も早く手にしたくて。
たとえ、仕事中で見れなくても、ロッカーの中に置いておきたくて。
とにかく、勤務先に送ってもらうことにしちゃったのでした☆
そして、夕方―。
「こぱぐさん、着きましたよ~~(´∀`)」
ちょっと席を外していた私が戻ると、彼女の声。
お礼もそこそこに、小包を受け取ります。
『やった、やった、やったった♪』
ようやく手元に収まった、パグカレンダー☆
ロッカーにきちんとしまったあとの仕事は、それはそれは、ハイテンションに進みましたf(^-^;)
・・・で、勤務後―。
「おつかれさま~~。今日はちょっと、お客さんが少なかったね~」
「ですね~。今日は昼から、急に寒くなりましたからね~」
とかいう、のんびりとした会話をよそに、
ビリッ・・・ビリリッ・・・
黙々とガムテープを剥がし続けた私は、憧れの君に、ようやく対面することができました。
「やった~~~。パグカレンダーだぁ~~~Ψ(`∇´)Ψ」
叫ぶ私。
自然と、話していた人々が、こちらに集まってきます。
「なになに~~? こぱぐさん、どうしたの~~~?」
「いや、ね~~。うちの実家のパグが、カレンダーに載ったから~~~Ψ(`∇´)Ψ」
「えっ、・・・失礼だけど、お宅のパグちゃん、そんなに有名なの?」
『有名ですって~~~???』
目じりを下げたまま、365カレンダーの趣旨を話しつつ、カレンダーを披露します。
「ああ~~、こぱぐさんの携帯の待ち受け画面だわ♪」 ←待ちうけまで披露しているんです☆
「ええ、そうなんですよ~~♪」
ルンルン気分です。
いや~~、うれしい☆
うれしいです~~~Ψ(`∇´)Ψ
そして、ざっとカレンダーを見てくれた人々と別れて、帰途につき。。。
帰宅後―。
「♪」
夕食を作っていると、ダンナ氏、帰宅。
まずは食事をし、お風呂がすんでから、おもむろに告げます。
「そうそう。365カレンダー、着いたんだ~~~Ψ(`∇´)Ψ」
「え、そうなん? 見せて、見せて~~Ψ(`∇´)Ψ」
もう、すでにめくり慣れたページをパラパラッとやって・・・、
「ほら☆」
「おぉ~~、かわいいね~~~♪」
「でしょ、でしょ? 知り合いのパグちゃんもいっぱいいるんだ~~Ψ(`∇´)Ψ」
「それは嬉しいね~~~☆」
「でしょ、でしょ?」
ひとしきり話したあとは、今度は実家に電話☆
「おかーさん、届いたよ~~Ψ(`∇´)Ψ」
「あら、そう~~♪」
母もゴキゲン☆
そりゃそうです。
だって、パグだらけのカレンダーに載れたんですもの☆
ゴキゲンついでに、私はこう言いました。
「結構、かわいく撮れてるじゃない~~?」
すると。
「そんなことないわよー。タロウは、もっとかわいいのヽ(`д´)ノ」
・・との、主張がΣ(゜д゜|||)
ガガーン!!!
お母さん。
あなたは、まだ、納得されておられませんでしたか・・・(T-T)
追い討ちをかけるように、母は続けます。
「お父さんも、”もっと可愛いのがありそうなのにな~。こぱぐの腕が悪いんじゃないの?”って言ってたわよヽ(`д´)ノ」
ガガガーン!!!
・・・な、なんて主張Σ(゜д゜|||)
お父さん。
あなたも、実は、納得されておられませんでしたか・・・(T-T)
そんな感じで、あっさりと谷底に突き落とされつつも・・・、反撃を試みます。
「だ、だって・・、こぱぐダンナ氏も、かわいいって言ったよ~~~ヽ(`д´)ノ」
「・・・こぱぐダンナ氏さんは・・・だってねえ・・・。こぱぐの言うことやから・・・・」
ななな・・・なんなんですか!
”こぱぐの言うことやから”って何よ~~~ヽ(`д´)ノ
谷底の私、怒りモードでジタバタし始めます。
・・と、そんなとき。
母が、ふと、ため息をついて言いました。
「お母さん、安心したわ」
「え、なんでヽ(`д´)ノ」
相変わらずの怒りモードな私を無視して、母は続けます。
「タロウよりも年上のパグちゃん、いっぱいいて・・・」
『そっか・・・』
思い出しました。
そういえば、タロウの真っ黒お顔が、白髪混じりになり始めた頃から、母はいつも、こう言ってましたっけ。
「タロウといつまで一緒に暮らせるのかしらねえ・・・(T-T)」
って―。
わんこの命は、人間よりもずっと短い。
けれど、タロウは確かに人間ではないけれど・・・確実に我が家の家族で、”次男坊”と呼ばれ、年賀状にも名前付き。
父母は、父母なりに、タロウのことを愛しているわけなのです。
・・・で、私と弟が巣立ってからというもの、”タロウとの暮らし”を共通の話題にして、スパイスにして生活しています。
だから・・・父母にとって、タロウの今後はとても気になる、重要事項なわけです。
安心シタワ・・・。タロウヨリモ 年上ノ パグチャンガ タクサンイテ・・・
その言葉に、ちょっとじ~~んと来ながらも、はっきり励ますのはなんだか照れくさくて。。。
電話を切る間際に、やっとの思いで、こう話しました。
「来年は、もっと可愛い写真をとって、掲載してもらおうね♪」
来年の今頃―。
タロウにとって、2冊目の365カレンダーが手に入りますように・・・・。
そう、祈らずにはいられない、そんな夜でした☆
ちゃんちゃん♪