初ゲップをダンナ氏へ・・・って、プレゼントかよ((((゜Д゜;))))!?
2006年 07月 12日
そう言って、洋間から出て行ったダンナ氏。
すぐそばで本を読んでいた私は、ぴらぴらと手だけ振って、
「いってらっしゃ~~い☆」
すると、カーペットに伏せ状態で眠っていたほしみが、ぱちっと目を開けました。
『・・・アレ? パパ ガ イナイ(?_?)』
慌てて物音のする方を見て、彼女は立ち上がり、お気に入りの”牛さんの指人形”を持って、洋間の隣にあるキッチンへ向かい―。
「('∇')」
その小さなカーペットの上に、伏せしました。
・・・で、私はそれを見て、ちょっと感心しました。
「あの位置からなら、私の動向もダンナ氏の帰還も確認できるしね~~」
そして、数十秒後―。
「あ~~、スッキリしたぁ~~~♪」
戻ってきたダンナ氏は、ほしみと目が合って、思わずニッコリしました。
「おぉ~~~、ほしみぃ~~~。待っていてくれたのか~~?」
しゃがみこんで、彼女をぎゅ~~~っと抱きしめようとします。
・・・と、そのときでした!
「ゲプッ('Д')」
ほしみが、ゲップらしきものをしたのは。
で、ニコニコ笑顔で、その鼻先まで顔を近づけていたダンナ氏はといいますと。
「げほっ!!」
慌ててほしみから離れ、ちょっと愕然としたような顔で立ち上がり・・・そして、私に呼びかけました。
「ねえねえ、ちょっと、こぱぐさん!」
「え、なに~~? ちょっと待って~~~。今、このページまで読んだら・・・」
すると、待ちきれないとばかりにダンナ氏、私のそばまでやってきました。
「あのさ~。今、ほしみにゲップを浴びせられたよヽ(;´Д`)ノ」
「え、そうなの? てか、ゲップ? 本当にゲップなの?」
ほしみと暮らし始めて3ヶ月ちょい―。
ついでに言うと、実家のタロウとはそれプラス何年も付き合ってきたわけで。。。
でも、ゲップ?
ゲップだなんて、私も初体験です!!
つか、聞いたことありません!!
「ほ、本当にゲップなの!?」
狼狽しまくる私に、ダンナ氏は再度、強調して。
「うん。間違いなく、ゲップだった!」
「へえ~~~、いいなあ・・・いや、いいのかなあ?? で、どんな香りだった?」
「香り?」
「ほら、ドッグフードの匂いだとか、ヨーグルトの匂いだとか・・・あるでしょう、そんなのが?」
「・・・ドッグフード? ヨーグルト・・・?」
こうつぶやいて、ダンナ氏は一瞬、腕組みして考えて・・・。
首を振りました。
「いや、あれはそんなキレイなもんじゃあないね。あれは・・・」
「あれは?」
思わず、身を乗り出す私に、ダンナ氏は目を閉じて、必死で言葉を選び、言いました。
「・・・うん。あれは、今までに嗅いだことのない匂いだった・・・。うん、衝撃的だった・・」
「え~~~、そうなん~~~? 似たような匂い、ないん~~?」
半ば嫉妬まじりに問う私に、ダンナ氏は顔をしかめてしまいました。
「ないよ~~~。というか、あれはすごすぎだよ~~~・・・」
テンションの下がるダンナ氏。
テンションの上がる私。
そして、ほしみはというと・・・テンション急上昇☆
「ナニナニ、ナニ話シテンノ('∇')?」
いつのまにかこちらに来て、とても嬉しそうにステップを踏んでいたのでした。
・・・自分がキッカケだと知らずに・・・。
・・・ていうか、パグってゲップするんですね~~~・・・。
私としたことが・・・不覚でした・・・。
知りませんでした。。。
で、ダンナ氏はというと。
「もう~~。女の子なのに、そんな攻撃したらあかんよ?」
「('∇')?」
なんだかよくわからないままに、首をかしげるほしみに言い聞かせていたのでした。
「なんか・・・な~~んか、悔しいなぁ~~~。私の知らないこと経験するだなんて(;´д⊂)」
とっても複雑な気持ちで、豆乳をすする私なのでした。
ちゃんちゃん♪