動物病院へ行こう☆
2006年 04月 18日
「お財布よーし、予防接種証明書よーし♪」
カバンの中をのぞきこんで、チェック終了☆
バッグを閉めて、肩からかけて。
「・・あ、検便、検便~」
紙袋にラップに入ったそれを入れて、
「あ、院内でオシッコしたらいけないわ~。トイレシート、それからタオルも持っていこう~! あ、あとメモらないといけないときのために、筆記用具も♪」
そして、紙袋を持って、玄関先まで出て。
「あ、キャリーカート、キャリーカート!」
と、引き返してカートを取ろうとして、私は気付きました。
「あ、肝心なほしみを忘れた!」
というわけで、昨日は動物病院の日♪
土曜日にワクチン相談をした病院へ、レッツラゴ~♪
途中、忘れ物を取りに帰ったり、銀行に行ったりして・・・ついにやってきました、動物病院へ☆
「こんにちは~」
迎えてくれたのは、先日、いろいろお話してくださった男の方。
大荷物を引きずりながら入る私と目が合うなり、
「ああ、パグさんですね~♪」
とのお言葉☆
おぉ、覚えてくださったんですね~~、えへへ('∇')♪
バインダーに挟まれた用紙をこちらに向けて、
「はい、じゃあ、ここに飼い主様のご住所とお電話番号、それからこちらにはパグちゃんのお名前を記入してください」
「は~い」
足元に荷物を置いて、立ったまま記入をすませて返すと、
「はい、じゃあ、お誕生日を聞かせてもらえますか~?」
「えっと、今年の2月3日です」
「2月3日ですね~」
「あ、これ・・・。忘れないうちに」
はっと思い出して、注射の証明書と検便を渡します。
「わかりました~。では、ちょっとお調べしますので、しばらくお待ちくださいね」
「は~い」
というわけで、待合のソファに座りました。
「じゃあ、そろそろ出てきてみる~?」
カートのフタを開けて、中に入れたバスタオルと一緒にほしみを出します。
「('Д')??」
微妙に凍りついたほしみ。
しばらく、ひざの上で"伏せ状態”のまま、あちこちをクンクンしています。
そして。。。
少し、慣れてきました。
・・・というか、あきらめがついたようにも見えなくもないですが・・・(笑)。
とりあえず、
「大丈夫だよ~。大丈夫だよ~」
と言いながら、緊張して変な汗をかいている私。
そんな母の気持ちを感じ取ってか(?)、ほしみ、そのうち、目を閉じて、小さな寝息をたて始めました。
平日のお昼ということもあってか、院内はとっても静か☆
待合には、患犬さんの姿はなく、診察室にて、
「このアレルギーはですね・・・」
という獣医さんの説明が聞こえます。
『うわ~~。ついに来ちゃった! 私、保護者なんだーーー!!!』
1人、ドキドキしていると、隣の診察室が開いて、さっきの男の人が顔を出しました。
「こぱぐさ~ん、どうぞ~」
『あ・・・、ほしみの名前は呼んでくれないのね・・・(´д`)』
と、一瞬、ガッカリしたものの・・・、まあそんなことも言ってられません。
「は~い」
返事をして、ほしみを抱っこしたまま、荷物を引きずって診察室に入ります。
「お願いします~」
言いながら、診察台にほしみを乗せました。
「くんくんくん・・・(?_?)」
乗せられて、ちょっとずつ歩きながら匂いをかぐほしみ☆
「では、体重から測りますね~。ちょっと手を放してもらえますか~?」
「はい~」
言われて手を放すと、男の人・・・つまり獣医さんは診察台のスイッチを入れました。
すると、台のすみにある液晶版に”1.4”との文字が出て―、
「はい、1.4キロですね~。順調に育ってますね。もう、抑えてもらって大丈夫ですよ~」
「は~い」
「では、体のチェックからしましょうね~~」
「目、よし~。はい、口は・・・よし、ちゃんと乳歯が生えてきてるね~。いろいろなものを噛みたがるでしょう?」
「ええ、本当に~」
「気をつけてくださいね~」
「は~い」
「・・あ、頭がへこんでる。赤ちゃんだね~」
ふむふむ~。
人間の赤ちゃんも、頭がへこんでますもんね~・・・と、1人、うなづいていたら、
「たぶん、大丈夫だとは思いますけど・・・。頭をたたいたりしないでくださいね~。頭がへこんでいますから」
「は~い」
「あと・・・。あれ、この仔、外耳炎みたいだな~」
ここで、獣医さんの手が止まり、医療器具を置いたワゴンから1本の綿棒を取り出しました。
「ごめんね、ちょっとめくるよ~」
と、耳をめくって、耳垢をGET☆
顕微鏡に乗せて、隣の小さなテレビの電源を入れました。
そして、画面がきちんと見えるまでの間に、小さなホワイトボードを持ってきて、いろいろと図解したり、箇条書きにしたりして、説明してくれました。
「外耳炎は、ダニと細菌とばい菌の3つの原因があるんです。どの原因か見てみますね」
・・と、顕微鏡の照準を合わせて、そして、テレビに映ったのは・・・ダニでした。
「あら~、ダニかあ。。。どこかでもらってきちゃったんだな~」
「あらら・・・。うちの掃除が足りなかったのかなあ?」
と尋ねると、獣医さんは首を振って、
「いや、わんちゃんやネコちゃんから移るものなので、家の衛生問題は関係ないし、人からうつったりうつしたりすることはないです」
そういえば、ここ数日、後ろ足で耳をかく姿を目にしましたっけ・・・。
「ごめんね、気付いてあげられなくて・・・。でも、来て良かったね」
「そうですね、早い方がいいですよ。今日、このあとに処置します。あとは来週、再来週と来てもらったら大丈夫ですよ」
「そうですか~。わかりました~」
「じゃあ、次は胸の音を聞きましょうね~。ちょっと抑えておいてもらえますか?」
「はい~」
と、抑えると、獣医さんの聴診器がほしみの胸に当たり・・・。
「うん、大丈夫」
無事、合格です☆
「あと、ワクチンのことですが。来月の3日あたりで大丈夫だと思いますよ~。その次は6月3日あたりで。それから1週間したら、ちゃんとした散歩をしたりして、よそのわんちゃんと触れ合わせてあげてください」
「はい」
「前に受けたのは5種みたいだけれど、うちはドッグランに行ったり、遊びに出かける人には9種を勧めています。どちらにされるか、次回までに考えてきてください」
「はい」
で、ほしみはというと。。。
「(*^-^*)♪」
上機嫌です☆
すっかり場に慣れて、私の服のそでを噛んだり、おなかを見せてゴロゴロしたりしています。
・・・家では暴れん坊のくせに・・・(;´ρ`)
説明は、それからワクチンアレルギーについての説明や、それに対する病院の対策法、それから、
「目が赤くなるときがあるんですけど、大丈夫ですかね~?」
「ああ、異常はなかったので大丈夫だと思いますよ。興奮したらね、そうなるときがあるんですよ」
「なるほど~」
それから、シャワーしたり洗ったりするのは、わんこにとって人間が考える以上のストレスがあるので、気をつけてあげてくださいという話や・・・、
4月は蚊に噛まれてもフィラリアの心配はなくて、肝心なのは5月からという話や、
いろんな説明をしてもらったあとに。。。
ついにやってきました、外耳炎の処置が!
ちょうどその頃、隣で診察を終えた女医さんがやってきました。
「あら~~、ちっちゃいね~~♪ 800グラムくらい~?」
「いや、1.4キロです~」
「そっか~。意外としっかり内臓が成長してるんやな~。うん、可愛い~~☆」
女医さんに撫でられて、ちょっとびびったほしみ☆
やがて、女医さんに前足を抑えられました。
「さあ、がんばりや~」
女医さんに励まされるほしみ☆
獣医さんは、綿棒を掲げながら、工程を私に説明をします。
「傷があるので、ローションが染みて、”ヒィッ”って言うかもしれませんが...」
って前置きして、ローションを入れてもらったんだけど、ほしみはびびってしまったのか、何も言わなくて。。。
「おっ、我慢強い仔やな~。じゃあ、お薬入れるな~」
褒められました☆
よかったね、ほしみ♪
・・・と、ニコニコしていると。
女医さんが言いました。
「あ、この仔、ブルブル震えてるでー。やっぱり、怖いかなあ?」
でも、ほしみはブルブル震えながらも、無抵抗なまま施術を終えました。
よっし、よく頑張ったね、ほしみん♪
「えらいえらい~~♪」
体中を撫でてあげると、ほしみはちょっと嬉しそうな顔をしてから、耳をブルブルっと震わせました。
そして、
「赤ちゃんのうちにちゃんといろんなところを触ってあげてくださいね~。そうしないと、パグさんは頑固だから、どこも触らせなくなっちゃうから・・・」
と言われて、お会計☆
「来週もお願いします~」
と、帰って来ました。
「よかったね~、ほしみ☆ ちゃんと治そうな~♪」
ウトウトするほしみに話し掛けながら、我が家へ帰ってきて、かる~く体をふくと・・・ほしみはすっかりテンションが上がったのか、もう元気いっぱい!
あちこち走り回って、大変でした~。
それからはいつも通り☆
ご飯のときは大喜びで踊り、そしておすわりをし。。。
日曜日のお散歩のおかげか、ちょっと外出にも慣れて来た、そんなほしみなのでした☆
ちゃんちゃん♪