おーぼえた、おーぼえた♪
2009年 10月 18日
その間、ほしみはベランダから網戸越しに外を見るようになったり、エレベーターに乗ることを覚えたり、ひなたぼっこの良さを知ったりなどなど、彼女なりにいろいろなことを覚えつつ、環境に順応していきました。
で、私はそんな彼女に目を細めつつ、
「学んでるねえ~♪」
なんて、のんきに全部知っているつもりになっていましたが・・・。
どうやら、この小さな頭には私の知らないコトが詰まっていたみたいで。
・・・というのも、夕飯が終わった時。
流し台でゴミをまとめていた私が、ふと、つぶやいたのです。
「・・・あぁー、ゴミだし行ってこようかなー」
すると、それまで居間のソファでウトウトしていたほしみがガバッと起き上がり、こちらへ駆けてくるではありませんか!
そして、そんな彼女のそばにいたダンナ氏いわく、
「”GOMIDASHI(気付かれないよう、あえてアルファベット)”って言葉に反応したよ」
「うそ~」
半信半疑の私は、得意げにお座りする彼女に向かって、
「ゴミだし」
すると、ほしみは目を輝かせ、ステップを踏み始めました。
「お~~ぼ~~え~~てるぅぅ~~~!!」
今の家に引っ越してきてから、ゴミだしは24時間OKになり、それでなんとなくゆとりも生まれたので、ちょこちょこ捨てに行くようになったのです。
で、そのときにほしみを連れ出したりして。
ちょっと短めの散歩を楽しませていたのです。
・・・それをまさか覚えてしまうとは・・・。
しかも”ゴミだし”という名前で・・・。。。
というわけで、驚きながらも、結局、ほしみをゴミだしへと連れ出した私は、その軽快な後姿を眺めながら、
『もう3歳半だから、あんまり覚えないと思ってたのにねー。ちょっと意外だわ』
なんて思いながら、1人、うなずいていたのでした。
ほしみパグ、3歳半。
小さな頭の中には、まだまだ私が知らないことがたくさん詰まっていそうです。